2025.07.01
コラムインド
【今月のコラム】タミルナド州の中にある連邦直轄地“ポンディシェリ”
いつもお世話になっております。マヒンドラ・オリジンズ工業団地の山下です。今回はタミルナド州の中にある連邦直轄地であるポンディシェリについてご紹介をさせて頂ければと思います。
インド全体の統治体制は連邦制となっており、28の州と8つの連邦直轄地があります。連邦直轄地とはその名の通り連邦政府に直接統治をされており、様々な歴史・地理的背景を持っている場所です。連邦直轄地が自治権を得て州となることもあり、現行の28州のうち7州が元々連邦直轄地でした。逆に州が自治権を失い連邦直轄地となった例もあり、2019年にジャンムー・カシミール州はラダック連邦直轄地とジャンムー・カシミール連邦直轄地に分割された上で連邦政府直轄地に加わった背景があります。
さて、今回ご紹介するポンディシェリですが、チェンナイから南に約3時間ほど車を走らせると辿り着く海岸沿いの連邦直轄地です。1673年にフランス東インド会社がこの辺りの土地を購入した事に端を発し、1954年までフランス領でした。その為、フランス文化が残るインドの街としてチェンナイ在住者だけでなくインド全体から観光客がやってくる場所として有名です。
私も先日ポンディシェリに旅行をしましたので、簡単に写真を紹介させて頂きます。
- 海岸沿い。フランス領の名残はあまり感じませんが、チェンナイより綺麗に整備されている印象です。
- White Townと呼ばれる旧市街にはフランス様式のカラフルな建物が沢山あります。
- フランス様式のブティックホテルもいくつかあり、宿泊しても楽しい場所です。
- ワインとフランス料理を楽しむ事も出来ます。
以上、ポンディシェリのご紹介でした。タミルナド州・チェンナイはこれ以外にも様々な顔があり、文化的な魅力にも溢れる場所です。是非一度チェンナイにお越し頂けることを、弊社一同お待ち申し上げております!
現在オリジンズ・チェンナイ工業団地は第二期区画の開発を進めております。第二期区画に関しても既にご案内を開始しておりますので、お気軽にコンタクトを頂けますと幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
マヒンドラ・オリジンズ工業団地 / 山下