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2025.04.01 コラムミャンマー
【今月のコラム】ミャンマーにもサードウェーブコーヒー到来か!?

မင်္ဂလာပါ(ミンガラーバー:こんにちは!)

Myanmar Japan Thilawa Developmentの羽田です。

 

まず最初に、328日に発生したミャンマー中部大地震で被災された方々に対して心よりお見舞い申し上げます。

 

皆さん、ミャンマー産コーヒーが意外に美味しい事をご存知でしょうか?

最近、ヤンゴンの街中で「サードウェーブコーヒー到来か!?」と感じさせる程、小じゃれたカフェが増えてきており、筆者も週末に舌鼓を鳴らさせて頂いている。

 

@Petit Rangoon

 

実際、2016年にSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)が開催した品評会でミャンマー産コーヒーは、エントリーした60種のうち、56種が80点以上を獲得し、世界的なスペシャルティコーヒーの産地として世界中のコーヒー愛好家から注目を集めている。

 

という事で、今回は、ミャンマー産コーヒーを簡単に紹介させて頂く。

 

*好立地:

スペシャルティコーヒーの産地が多いミャンマー中部エリアは、良質なコーヒーを栽培できる“コーヒーベルト”に位置し、更に、コーヒーチェリーの糖分を増やす寒暖差の条件である標高1,3001,800mに在る。特に寒暖差が激しいマンダレー州ピンウールウィンやシャン州ユワンガンは、コーヒーチェリーをゆっくりと成熟させ、甘味が強くて深みがあり、又、後味も良い独特な風味を特徴としたスペシャルティコーヒーの産地として有名である。

*精製方法:

収穫したコーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出す作業を“精製”といい、ミャンマー産コーヒーでは、「ナチュラル」と「ハニープロセス」という2つの精製方法が主流である。個人的なお勧めは「ナチュラル」。収穫したばかりのコーヒーチェリーをギンギンに照る太陽の下で天日干しさせ、自然に果肉が落ちた後、中から露出した豆だけを取り出す自然重視の精製方法。果肉の糖分が豆に浸透し、豆に独特のフルーティーな風味をもたらす。

*品種:

現在、ミャンマー産コーヒーの70%がアラビカ種、30%がロブスタ種。アラビカ種の主要品種は長らくインド原産のS795であったが、1980年代に導入したコスタリカのカトゥーラ(コーヒーの3大原種であるブルボンの変種)やカティモール(ハイブリッドティモールとカトゥーラの人工交配種)、ティピカ(コーヒーの3大原種の1つ)、スコットラボラトリーズがケニアで研究開発したSL34等の品種が積極的に導入されている。

*国際協力機構(JICA)や国連薬物犯罪事務所(UNODC)の支援:

 ケシが良く育つとされる標高1,3001,800mは、スペシャルティコーヒーの高さ条件と同じと言われている。

ミャンマー中部シャン州などで作付け作物の転換(ケシ⇒コーヒー)を後押しし、農家の生計改善を支援してきた縁の下の力持ちとしての国際協力機構(JICA)や国連薬物犯罪事務所(UNODC)による地道な努力がある。

 

@My Hill

 

もし近所のコーヒーロースターでミャンマー産コーヒーを見かけたら、ぜひ一度お試し頂きたい!

 

ティラワを護れ!!

ကျေးဇူးတင်ပါတယ်(チェーズーティンバーデー:ありがとございました!)

 

 

ティラワ経済特別区 / 羽田

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