ARTNATURE BANGLADESH LTD. 様
バングラデシュ進出:必要なのは“共に歩めるパートナー”
ARTNATURE BANGLADESH LTD.:

株式会社アートネイチャーは1967年に設立され、ウィッグ及び各種毛髪関連製品を製造する企業。フィリピンやシンガポール、マレーシア、タイなどに海外拠点を持ち、2024年2月にバングラデシュ(BSEZ)にてARTNATURE BANGLADESH LTD.を設立。人事・総務を中心に担当されている喜多村アドバイザーに、バングラデシュ(BSEZ)進出の経緯や今後バングラデシュ進出を検討されている企業様に向けたメッセージなどを伺うことで、バングラデシュの人材の魅力や今後の展望などについてもざっくばらんにお話しいただきました。
なぜ、バングラデシュを選ばれたのか。

御社が海外展開を検討されるようになったきっかけについてお聞かせください。
当社は、高品質な製品を安定してお客様にお届けするため、早くから生産拠点のグローバル化を進めて参りました。国内需要への柔軟な対応と、将来的な海外市場への展開も見据え、最適な生産体制を追求した結果、海外での拠点拡大は自然な流れでした。
バングラデシュが候補地として初めて挙がった際、どのような印象を持たれましたか。
非常に「若く、活力に溢れた国」という印象です。豊富な労働力と繊細な手作業は、当社の製品づくりにおいて大きな魅力であり、当時のインフラ環境の課題を補って余りある成長のポテンシャルを感じました。
当時は他の国も検討されていましたか。また、最終的にバングラデシュが選ばれた決め手は何でしょうか。東南アジアの御社既存工場と比べて何か異なる懸念などはありましたか。
進出の決め手は、圧倒的な労働力人口と手先の器用な人材の確保が期待できる点です。当初は電力供給や物流網への懸念がありましたが、BSEZのような高水準な工業団地の存在がその懸念を払拭する大きな要因となりました。
その他、海外拠点の立地を選定するにあたり、インフラ、物流、サポート体制、サプライヤーなど、どのような点を重視されましたか。
安定した操業に欠かせない「インフラの信頼性」と、不測の事態に迅速に対応できる「サポート体制」を最重視しました。また、当社のモノづくりへの想いや品質基準を理解し、共に歩めるパートナーが身近にいることも重要な判断基準でした。
BSEZ進出の背景と今後の展望について
BSEZの存在はどのようにしてお知りになりましたか。
フィリピンのFPIP(First Philippine Industrial Park)での実績を通じて、住友商事様が展開される工業団地の高いクオリティと信頼性を理解していました。バングラデシュでも同様のコンセプトで開発が進むと聞き、迷わず検討を開始しました。
初めてBSEZを訪問された際のことを覚えていらっしゃいますか。どのような印象を持たれましたか。
周辺環境とは一線を画す、整理された広大な敷地と高いインフラ水準・計画に感銘を受けました。ここであれば日本基準のモノづくりが可能であると確信したことを覚えています
拠点の設立や操業の過程において、BSEZチームのサポートが有益であったと感じられた場面があればお聞かせください。
複雑な行政手続きや諸官庁への申請において、ワンストップサービス(OSS)を通じた強力なバックアップが非常に助かりました。日本企業に寄り添ったきめ細やかなサポート体制は、海外展開を行う企業にとって最大の安心材料です。
現在の事業運営状況はいかがでしょうか。また、今後の展開についてどのようにお考えですか。
諸々の課題はありますが、事業運営は順調です。現地の従業員も熱意を持って業務に取り組んでおり、生産性は着実に向上しています。今後は、この拠点を当社のグローバルサプライチェーンにおける中核拠点の一つとして成長させていく計画です。

バングラデシュ市場の将来性について、どのように見ていらっしゃいますか。
生産拠点としての魅力はもちろん、高い経済成長率を背景に、将来的には巨大な消費市場としても大きな期待を寄せています
バングラデシュ進出を検討する企業へのメッセージ
ご経験を踏まえ、どのような企業がバングラデシュ進出に適しているとお考えでしょうか。
労働集約型の産業はもちろん、安定した生産基盤と新たな市場を求めるすべての企業に適していると思います。特に質の高いインフラとサポートを重視する企業にとって、BSEZは最適な選択肢と言えるでしょう。
これからバングラデシュ進出を検討し始める企業に対し、まず取り組むべきこととしてどのような点をお勧めされますか。
まずは現地の活気を肌で感じ、信頼できるパートナーと繋がることです。実績のあるパートナーから正しい情報を得ることが成功への近道です。現場へ出張した際には、ゼネコンさんやJETROさん、BSEZさんなどと面談し、生の情報を集めることを心がけていました。
現地訪問の際に、ぜひ見ておくべき点や実施しておくべきことがあれば教えてください。
BSEZ内と団地外のインフラ環境の「差」を実際に見比べていただくことをお勧めします。また、既に進出している日系企業から生の声を聞くことで、進出後のイメージがより具体化するはずです。
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