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2026.10.05 インド

【今月のコラム】15年ぶりのチェンナイ ~進化する街、変わらない魅力~

インドのタミルナド州に位置する、Mahindra Industrial Park Chennai Limitedに出向しております、田口です。2026年5月より赴任し、早くも5カ月が経とうとしています。実は私、2008年から2011年まで約3年間チェンナイに住んでいました。チェンナイに仕事で戻ってくるとは想像もしていませんでしたが、社会人として過ごすチェンナイでは、幼少期に感じていたものとはまた違った視点でその魅力を発見でき、新たな発見を楽しむ日々を過ごしております。
今回は当時と比べ、特に印象に残っている変化をご紹介したいと思います。

①ホテル事業の拡大
私がチェンナイを離れたのは2011年6月でした。当時のチェンナイでは多くの出張者はSheraton Chola HotelやTaj Coromandel、Park Sheratonに泊まるのが主流と言われていました。現在では、Sheraton Cholaが閉業し、Park SheratonもCrowne Plazaへとブランド変更されるなど、様々な変化がありました。2011年8月にはHyatt Regencyが開業し、当時大きなニュースとなりました。Hyatt Regencyの開業を皮切りに、アジア最大級と言われるITC Grand CholaやPark Hyatt、Courtyard by Marriottなど多くの国際ブランドホテルが進出しました。今後はRitz-Carltonの開業も計画されており、さらなるホテル業界の発展が期待されています。余談ですが、チェンナイの楽しみの一つとして、サンデーブランチがあります。詳細はぜひ実際に体験していただきたいのですが、種類豊富なお酒と共にホテルの食事も楽しめます。

②チェンナイ空港及び交通手段の発展
チェンナイに到着して最初に驚いたのは、空港が広く、きれいになっていたことでした。当時のチェンナイ空港は建物設備が古く、出発エリアも現在よりかなり狭かったと記憶しています。2013年に国内線ターミナルがリニューアルされ、2023年には新国際ターミナルが開業し、大規模なガラス外観を用いるなど空港全体のデザインが刷新されています。当時の印象からすると、まるで別の空港のように感じます。
また、空港までのアクセスはタクシーやホテル車が主流でしたが、2015年にチェンナイメトロが開通し、2016年から空港直結となりました。メトロ自体も問題なく利用できます。道路状況も当時と比べるとだいぶ良くなっていますが、街中のあらゆるところで現在進められている改修工事が完了すれば、さらに利便性が向上するのではないかと期待しています。

③準全日制日本人補習校の実態
私が在籍していた2008年当時、補習校の児童・生徒数は全学年合わせても10名ほどでしたが、現在では約80名まで規模が拡大し、教職員も12名体制となっています。日系企業の進出が増えたことと、ご家族を帯同して赴任される方が増えたことも、大きな要因ではないかと感じています。
2025年には50周年を迎えました。今後もさらなる発展をOBとして陰ながら応援したいと思います。

④日本人会の活動
当時日本人会主催のもと、運動会と忘年会がありました。運動会は子どもから大人まで参加し、大いに盛り上がるイベントだったと記憶しています。忘年会では開催年度に赴任した方々の中で、有志企画で出し物をするプログラムがありました。当時はインド映画「Dhoom」の主題歌「Dhoom Machale」のダンスをチームで披露した記憶があります。今でもリズムが体に染みついており、サビの部分は自然と口ずさんでしまいます。大ヒット作品で続編も第3作まで制作されていますので、ボリウッド映画に興味がある方はぜひご覧ください。気づけば皆さんもそのメロディーが頭から離れなくなるかもしれません。今年も両イベントに参加予定です。チェンナイ日本人会の皆様との交流を楽しみながら、優勝も目指して頑張りたいと思います。
約15年ぶりに戻ってきたチェンナイは、街並みも人々の生活も大きく変化していました。一方で、温かい人柄や活気ある雰囲気は昔のままです。今後もチェンナイでの生活を楽しみながら、この街のさらなる発展を見守っていきたいと思います。インドへお越しの際は、ぜひチェンナイにもお立ち寄りください!

田口